新宿中村屋が運営する「中華まんミュージアム」は、2019年1月にオープンした日本初となる中華まんの見学施設。今注目の観光スポットを写真とともに、たっぷりと紹介します。
入間市の中華まんミュージアム
中華まんミュージアムがあるのは埼玉県入間市狭山台。元は大妻女子大狭山台キャンパスがあった場所だったそうです。
車の場合は、圏央道「入間IC」から約10分、または圏央道「青梅IC」から約15分です。
電車の場合は、西武池袋線「入間市駅」からタクシーで約20分、またはJR八高線「箱根ケ崎駅」からタクシーで約15分。バスが運行していますが、本数が少なく不便そうでした。

駐車場は乗用車10台分ほど。予約時に車で来るかどうか確認されますので、見学者分は確保されています。

中華まんミュージアムへの入口は駐車場の反対側にあります。

入口へ向かう途中の通路には、中華まんのマークが気分が!さらに上がってきます。

こちらが中華まんミュージアムの入口。さっそく入ってみましょう!

エントランスホールに入り、まずは見学の受付。見学者には首から下げるプレートが渡されます。見学料金は無料です。
中華まんミュージアムの施設紹介
中華まんミュージアムの施設を紹介していきます。
ホール

ホールでひときわ目立つのが、大小の中華まんのオブジェ。よく見るとこれ、イスになっているんですよ。さわってみると、中華まんの生地のようにふわっと柔らかいんです!

小さい方は真ん中のツノが中華まんらしいですね。訪れた時には、ぜひ座って写真を撮ってみてください!

大きい中華まんも座れるようになっています。プレートを手に撮影するのもおすすめです。

撮影で使えるプレートは数種類準備されています。プレートがあるとさらに撮影が盛り上がりますね。

ホールの壁には歴代の中華まんメニューがずらりと紹介。お肉の中華まん、カレーまん、チーズまん、バラエティまん、プレミアムまん、スイーツまん・・・などのジャンル別になっています。

タコスまん、たこ焼きまん、海老チリまん、ふかひれ肉まん、塩キャラメルまん・・・!ユニークな形や珍しい味の中華まんも揃っています。
ロッカーが利用できる

中華まんミュージアムではダイヤル式のロッカーが無料で利用できます。荷物が多い時には、見学中はロッカーに預けるといいですね。ぜひ利用してみてください。
キャラクターはニックとアン

中華まんミュージアムには「ニック」と「アン」というキャラクターが登場します。生みの親は、アンパンマンの作者で有名なやなせたかしさん!

やなせたかしさんが描かれたニックとアンのイラストの展示も。なんとなく、アンパンマンに登場するキャラクターに似ていますね。

そんなニックとアンは、中華まんミュージアム内でもたびたび登場します。ホールの床に映し出されれるニックとアン!
ホールの壁では「隠れニック」探しを楽しむことができます。案内係の方が子どもたちに「ここにあるよ!」とこっそり教えてくれていました。
トイレのプレートにもニックとアン。可愛らしいので、つい撮影してしまいました!

中華まんミュージアムのスタンプも用意されています。来館の記念になりますね。
中華まんミュージアムの見学内容
ガイドさんからの説明を聞きながら、約20人で見学してきました。見学中は写真撮影は一切禁止です。
中華まんの製造工程を見学
まずはホールで新宿中村屋の歴史や中華まんの誕生秘話などの映像を視聴。
次はいよいよ、併設した中華まんの工場へ。ここ、武蔵工場ではコンビニ向けの中華まんが1日に400,000万個もの中華まんを製造しているとのことです!
通路を歩きながら、ガラス越しに実際の製造工程を見学。生地づくり、生地で具を包む工程、中華まんのてっぺんにひだを付ける様子、蒸し機から出てくる中華まんの大行列など、どんなふうに中華まんが作られているのか、丸わかりです。
他にも、従業員が工場に入る前に行うエアシャワーの体験、見学通路の壁ではニックとあんのイラスト探し、ガイドさんからのクイズなど、中華まん工場について楽しく学べます。
おいしさゾーンではゲームが楽しめる

工場見学の後は「おいしさゾーン」へ。ここでは、展示パネルやゲームを通してさらに中華まんについて詳しくなれますよ。


特に人気だったのが、自分でデザインした中華まんが巨大スクリーンに映し出されるというアート体験。紙にクレヨンでオリジナルの中華まんを描きます。

通路には、新宿中村屋の歴史、製品の紹介のパネルが飾られています。
中華まんの試食

最後はお待ちかねの中華まんの試食!見学者はガラス張りのキッチンに集まります。

グループごとにテーブルに付きます。中華まんが運ばれてくるまでアンケートの記入をしていました。

キッチンでは中華まんを蒸している最中。ガイドさんの話を聞きながらも・・・後ろの大きなせいろが気になって仕方ありません!

いよいよ、蒸し上がった中華まん(肉まん)の登場!大人、子どもとも、同じ大きさの肉まんです。赤ちゃんにも1個分もらえますよ。
新宿中村屋の肉まんはとてもジューシー!皮は少し甘く、もっちりした弾力でおいしかったです。
「生地がとてもおいしいですね!」とガイドさんに伝えたところ「そうなんです!皮にはかなりこだわっているんですよ」とのことでした。

飲み物は、無料の給湯器が利用できます。お茶は地元、狭山産の緑茶。さすが有名どころとあって、コク深い香りと味わいでした。
試食が終わると見学は終了。所要時間は、開始から終了まで約90分でした。
ガイドさんの説明を聞きながら楽しく過ごすことができ、一緒だった息子も飽きることなく夢中で見学していました。
中華まんミュージアムの売店
見学後、エントランスホールに戻ると、来た時にはなかったグッズが販売されていました。常設されているのではなく、見学中に用意されていたようです。

中華まん、月餅、レトルトカレーなど、新宿中村屋の商品が並びます。

月餅には「中華まんミュージアム」の文字と、ニックとアンがプリント。中華まんミュージアムでしか購入できない限定品です。


可愛らしいニックとアンのイラスト入りグッズも販売されています。
ミュージアムの限定グッズが中心なので、記念やお土産に購入するといいですね。
中華まんミュージアムのお土産
中華まんミュージアムでは見学者にお土産が配られました。お土産を紹介します。


お土産は3種類。工場で作られた肉まんとあんまん、ニックとアンのイラスト入りの磁石、中華まんの形をしたキーホルダーです。
中華まん(肉まんとあんまん)はまさに見学してきた工場で作られたもの。自宅でいただきましたが、本格的な味わいでさらに食べたくなってしまいました!

中華まんミュージアム工場見学の予約方法
中華まんミュージアムは完全予約制。予約できなければ入館することさえできません。
予約方法
見学希望日3ヶ月前の同日、0時から公式サイトで予約開始です。
ただし、なかなか予約できません。私は今回5度目の挑戦でやっと予約することができました・・・!
開始時間の0時を過ぎるとサイトがつながりにくくなりますが、根気よくクリックし続けるしかないのかなと思います。
個人予約は2名から申込可能です。見学者に年齢制限はなく、赤ちゃん連れでも参加できます。
中華まんミュージアムの電話番号、公式サイトなど詳細情報は別記事で紹介しています。こちらをご覧ください。
中華まんミュージアム工場見学まとめ
- 完全予約制
- 予約は公式サイトから申込み
- 見学は無料
- 赤ちゃん、未就学児でも見学可能
- 見学所要時間は60分〜90分
- 中華まん(肉まん)の試食あり
- お土産付き