群馬県館林市にあるカルピスの工場見学「カルピスみらいのミュージアム」へ行ってきました!
「カルピス」100周年を記念して2019年にオープンした施設で楽しく学べる施設です。
記事では、工場見学の予約方法や見学内容、見学者のみが利用できるミュージアムショップ(売店)などについて詳しく紹介していきます。
群馬「カルピスみらいのミュージアム」工場見学の予約方法・料金は?
「カルピスみらいのミュージアム」の工場見学は完全予約制で無料。
予約は公式WEBサイトまたは、電話で申し込みをします。
予約開始日は、毎月中旬に次月分の予約について公式サイトに掲載されます。
例えば「9月1日〜9月30日分は、8月17日9:00受付開始です」というような内容です。
1〜5名の予約は公式WEBサイトから、6名以上は電話で申し込みをします。
人気の工場見学ですぐに埋まってしまうため、予約開始日時を確認しておくのがおすすめですよ。
キャンセル待ちはなく、空きがあれば見学の申し込みができます。
年齢制限はなく、赤ちゃんや小さいお子さんも参加できますよ。
- 予約:完全予約制、WEBサイトまたは電話申し込み
- 見学日:WEBカレンダーによる
- 予約開始日:毎月中旬に翌月分の予約開始
- 参加人数:1名から
- 年齢制限:なし
- 見学開始時間:10:00〜、13:00〜、15:00〜
- 見学所要時間:約90分間
- 定休日:年末年始、指定休日
- 料金:無料
- 電話問い合わせ:0276-74-8593
- 公式サイト:アサヒ飲料の工場見学
群馬「カルピスみらいのミュージアム」工場見学の場所・駐車場は?
見学場所の「カルピスみらいのミュージアム」は群馬県館林市にあります。
車の場合は「アサヒ飲料群馬工場 正門」とナビ入力すると到着します。
同じ館林市内の「アサヒ飲料群馬配送センター」と間違いやすいのですが、違う建物なのでご注意ください。
- 住所:群馬県館林市大新田町166
- 電車でのアクセス:東武伊勢崎線「館林駅」からタクシーで約10分/東武佐野線「渡瀬駅」から徒歩で約15分
- 車でのアクセス:東北道「館林IC」より約20分
- 駐車場:大型バス4台、普通車30台・無料
見学日に車で訪れると、入口で名前と見学に来たことを伝えます。
駐車場は広く停めやすいので、初めてでも安心して利用できました。
車を停めて見学棟へ向かいます。
工場内はトラックや車が通行するため、駐車場から見学棟へ移動する時は気をつけてくださいね。
群馬「カルピスみらいのミュージアム」工場見学・所要時間は?
アテンドさんの案内とともに約20人のグループで約90分間の見学でした。
- 入口で受付
- カルピスの歴史の映像視聴
- 発酵の部屋
- 製造ライン見学
- 「カルピス」ラボにてクイズやカルピスの試飲
- ミュージアムショップでお買い物
カルピスの製造工場としては、初めての見学施設で群馬県館林市の「カルピス群馬工場」内に建設されています。
カルピス群馬工場では、主にカルピス、カルピスウォーター、バヤリース オレンジを製造しています。
見学棟1階のホール。白と青を基調とした内装でカルピスのイメージそのままですね。
オープンから年数が経っていないため館内はとてもきれいです。
受付で見学に来たことを伝え、開始時間までしばらく待ちます。
荷物が多い場合はコイン返却式のロッカーが利用できますよ。
開始時間までホールを撮影しながらうろうろ。昔のカルピスの機械があります。
記念撮影もできます。
カルピスをモチーフにした水玉模様の衣装が用意されています。
大人用から子ども用まであり親子で撮影できますよ。
私も子どもと一緒にカルピスの衣装を着て撮影しました〜!
子どもサイズは特にかわいらしいですね。
ホールに鎮座する大きなカルピスのオブジェ。撮影スポットになっているので、皆さん写真を撮っていました。
ん?カルピスの裏に穴が。のぞいてみると・・・。
おお!夜空にカルピスが浮かぶ幻想的な映像が出てきました。
「カルピスの世界へようこそ」という感じでしょうか?
エレベーターのランプがカルピス。工場見学は隠れポイントを探すのが楽しいですね。
そして、いよいよ見学開始。ホールから2階へ移動します。
見学ツアーは“はじまりのへや”からスタート。
「カルピス」の生みの親、三島海雲の内モンゴルでの体験からどのようにして「カルピス」が発明されたかというエピソードをアニメにして上映します。
長旅で疲れ、体調を崩した海雲が、内モンゴルで現地の人から勧められた発酵乳を飲んでみたところ、みるみる体調が回復。日本の人にも同じように元気になってほしい!という海雲の志が、最初の“「カルピス」の想い”となって誕生しました。
内容は、少女が夏休みのある日に、祖母の家で飲んだ「カルピス」のおいしさから、その始まりに思いを馳せタイムスリップをして海雲に出会い、その原体験に触れるファンタジー映像となっています。
カルピス100年ギャラリーの展示コーナーでは、三島海雲のエピソードを紹介するコーナーや歴代の広告やパッケージが展示されています。
歴代のカルピスの瓶やポスターも紹介されていました。
1919(大正8)年に発売した初代カルピスの瓶が展示されています。
この当時はミロのビーナスが描かれた箱に入っておりまだ水玉模様ではありません。
1922(大正11)年発売の2代目カルピス。この頃から水玉模様になったのですね。
1919(大正8)年最初の新聞広告。「子供の栄養 婦人の慰安 食後の一杯 勤労後の一杯」 と記載されています。
レトロで歴史を感じる広告。
1980年代の斉藤由貴さん、吉永小百合さんのポスターも。細いタイプの缶でも販売されていたのですね〜。
今となってはどれも貴重な広告ですね。
この辺りから見覚えがあるポスターが並んでいます。
カルピス100周年は竹野内豊さん、長澤まさみさん、永野芽郁さん3名の豪華なCMでした!
カルピスの歴史が分かりやすく見応えがあるコーナーでした。
その後、新鮮な生乳からカルピスができるまでの製造工程をプロジェクションマッピングで視聴。
“発酵のへや”では、円形スクリーンの空間の中タンクに入ったかのような体験ができます。
カルピスは2回の発酵を経て作られますが、1次発酵・2次発酵の特徴を紹介する映像を見ていると、ぽこぽこぽこぽこと発酵している音がしてきます。
発酵中のカルピス独特の香りが漂ってくるとう貴重な体験ができました。
最後に工場を移動し「カルピスウォーター」などのペットボトルの製造ラインを見学。
商品が製造され段ボールで梱包、配送されていきます。
群馬「カルピスみらいのミュージアム」工場見学でカルピスが飲める!
展示や製造工程の見学後は「カルピスラボ」へ。
群馬工場で作ったカルピスを試飲できます。
カルピスラボはガラス張りの部屋にテーブルが並んでいます。
壁と天井は真っ白で丸い照明が吊り下げられています。
ここでもカルピスを連想させますね。
テーブルには希釈用カルピスと「アサヒおいしい水」「ウィルキンソン タンサン」が準備されています。
好きな割合で各々でカルピスを作りいただきます!
残りのカルピスは持ち帰りできました。
カルピスのコースターも見学記念にお持ち帰り。
透明のおしゃれなカップが用意されていました。
試飲しながらカルピスにまつわるクイズも開催。
今まで見学してきた内容なので簡単でした。
群馬「カルピスみらいのミュージアム」工場見学でもらえるお土産は?
工場見学のおみやげは、試飲でもらった「カルピス」「完熟いちごカルピス」です。
試飲といっても15杯も入っている十分なサイズ。自宅でもカルピスタイムを楽しみたいと思います。
「カルピスができるまで」のイラストももらいました。
かわいらしいカルピス菌のキャラクターが登場し子どもにもわかりやすいです。夏休み自由研究の題材にもなりそうですね。
群馬「カルピスみらいのミュージアム」売店ショップの様子
1階のショップではカルピスなどの飲料やカルピスグッズをお土産として販売しています。
ショップが利用できるのは工場の見学者のみ。一般には開放していませんので特別感がありますね。
商品はアサヒグループの見学施設のみで購入できるそうです。
カルピスの水玉模様をモチーフにした商品が多くありましたよ。
試飲でいただいた「完熟いちごカルピス」やカルピスのギフト用ボックス。
カルピス100周年を記念したグッズは棚に並んでいました。
キャンバス地のトートバッグ。
カルピスの飴やグミ、マシュマロなどのお菓子。
カルピスの手ぬぐいやエコバック。
カルピスのTシャツは3サイズ。
カルピスのガチャガチャも!
見学の記念やお土産を買うのにぴったりのショップです。
休憩スペースも設置されています。
「カルピスみらいのミュージアム」ショップでの支払いは、現金のほかクレジットカードなども利用できますよ。
群馬「カルピスみらいのミュージアム」工場見学まとめ
1名から予約可能、年齢制限なし、カルピスの試飲やお土産付き、限定のショップありと、あらゆるニーズに対応した工場見学でした。
予約を取るのが難しいのですが、この内容でしたら人気があるのも納得です。予約を取りやすい平日を狙い、ぜひ行ってみてください。
- 見学は完全予約制
- 予約は公式サイトまたは電話で申込み
- 1名から予約可能
- 年齢制限なし
- 見学時間は約90分間
- 駐車場あり
- カルピスの試飲あり
- お土産あり
- ショップあり